
最新のIT導入補助金2024に関する情報が続々と発表されました。特に注目すべきは、今年最後の申請チャンスが迫っていることと、その採択率が93.9%という高い確率であることです。
この補助金は、ソフトウェア、クラウド利用料など、ITツールを導入するための経費を補助するものです。さらに、パソコンやタブレットなどのインボイス対応を行うための関連経費についても補助対象となっており、事業を改善する絶好の機会です。
今年最後の申請チャンス!締め切りは10月15日
9月20日から受付が開始される今年の最終回は、10月15日が締め切りと発表されました。IT導入補助金2024は、これが最後の募集となるため、まだ申請をしていない方はこの機会を逃さないようにしましょう。
事務局の公式発表によると、50万円以上の補助金が93.9%と高い採択率で交付されておりますので、最終回も同様の採択率になる見込みです。
申請枠について
IT導入補助金には大きく3つの枠があります。
1. インボイス対応枠
インボイス制度に対応するための会計ソフトや決済システム、さらにパソコンやタブレットなどのハードウェアも補助対象です。
特に小規模事業者に対しては、最大4/5の補助があり、少額の申請でも対応可能です。
最大350万円の補助金がもらえます。
2. 通常枠
生産性向上に関連するITツールの導入費用を補助します。
ソフトウェアの購入費用やクラウド利用料が補助対象となり、経費に対して1/2の補助が受けられます。
最大450万円の補助金がもらえます。
3. セキュリティ対策推進枠
セキュリティ対策費用を補助します。
「IPA(特定行政法人情報処理推進機構)」が公表しているリストに掲載されており、
その中から選んだサービスを導入することで、補助金を申請できます。
最大で100万円の補助金がもらえます。
補助金の対象となる経費
インボイス枠では、以下のようなITツールの導入が補助対象となります。
パソコン、タブレット、プリンター
会計ソフトや決済ソフトなどのソフトウェア
クラウドサービスの利用料(最大2年間分)
これらをセットで導入する場合も補助金の対象となるため、
業務の効率化や生産性向上を目指す中小企業や小規模事業者にとって非常に魅力的です。
通常枠では、ソフトウェア、ククラウドサービスの利用料(最大年間分)などが補助対象となります。
どちらの枠を選ぶかによって対象となる経費が違いますので注意しましょう。
申請に必要な準備
補助金を確実に手に入れるためには、いくつかの準備が必要です。
まず、申請には「gBizIDプライムアカウント」の取得が必須となります。これがまだの方は早めに取得しましょう。
次に、ITツールを導入するためには、事務局に登録されたIT導入支援事業者や製品を選定する必要があります。
事務局のサイトでツール検索が可能なので、希望するツールや事業者を早めにチェックしておくことをお勧めします。
また、申請書類として、法人と個人事業主で書類が異なります。
法人
- 履歴事項全部証明書
- 法人税の納税証明書
個人事業主
- 所得税の納税証明書
- 確定申告書の控え
その他に、SECURITY ACTIONの自己宣言やみらデジへの登録なども必要となります。
事前に確認して準備を整えておきましょう。
注意点
補助金申請において重要な点は、補助金の交付決定後にのみ購入した経費が補助対象となることです。
交付決定前に購入したものは補助対象外となるため、誤って先に購入しないように注意が必要です。
最後に
IT導入補助金2024は、業務の効率化や生産性向上を目指す企業にとって、大きなチャンスです。
特に今年の最終回は高い採択率が期待されているため、この機会にぜひ申請を検討してみてください。
事務局の公式サイトで詳細な情報や必要書類を確認し、早めに準備を進めておきましょう。
引き続き最新情報をお伝えしていきますので、お楽しみに。